西海市議会 > 2022-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 西海市議会 2022-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 西海市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    令和 4年  3月 定例会(第1回)     令和4年第1回西海市議会定例会議事日程(第1号)                        令和4年2月25日(金)                        午前10時開会開会宣言日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸報告日程第4 施政方針(日程第5 報告第3号及び日程第6 報告第4号の2件一括上程)日程第5 報告第3号 令和3年度西海市一般会計補正予算(第9号)の専決処分の承認について日程第6 報告第4号 令和3年度西海市一般会計補正予算(第10号)の専決処分の承認について(日程第7 同意第1号の上程)日程第7 同意第1号 西海市教育委員会委員の任命同意について(日程第8 諮問第1号の上程)日程第8 諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について(日程第9 議案第3号から日程第35 議案第29号までの27議案一括上程)日程第9 議案第3号 西海市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例の制定について日程第10 議案第4号 西海市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について日程第11 議案第5号 西海市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第12 議案第6号 西海市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第13 議案第7号 財産の処分について日程第14 議案第8号 西海市消防団条例の一部を改正する条例の制定について日程第15 議案第9号 西海市過疎地域自立促進基金条例の一部を改正する条例の制定について日程第16 議案第10号 西海市工場立地法に基づく準則を定める条例の制定について日程第17 議案第11号 西海市史跡ホゲット石鍋製作遺跡保存活用計画策定委員会設置条例の制定について日程第18 議案第12号 西海市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第19 議案第13号 西海市福祉医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第20 議案第14号 ふるさと西海応援寄附金条例の一部を改正する条例の制定について日程第21 議案第15号 令和3年度西海市一般会計補正予算(第11号)日程第22 議案第16号 令和3年度西海市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)日程第23 議案第17号 令和3年度西海市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第24 議案第18号 令和3年度西海市工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)日程第25 議案第19号 令和3年度西海市交通船特別会計補正予算(第2号)日程第26 議案第20号 令和3年度西海市介護保険特別会計補正予算(第3号)日程第27 議案第21号 令和4年度西海市一般会計予算日程第28 議案第22号 令和4年度西海市国民健康保険特別会計予算日程第29 議案第23号 令和4年度西海市後期高齢者医療特別会計予算日程第30 議案第24号 令和4年度西海市工業団地整備事業特別会計予算日程第31 議案第25号 令和4年度西海市交通船特別会計予算日程第32 議案第26号 令和4年度西海市介護保険特別会計予算日程第33 議案第27号 令和4年度西海市水道事業会計予算日程第34 議案第28号 令和4年度西海市工業用水道事業会計予算日程第35 議案第29号 令和4年度西海市下水道事業会計予算         令和4年第1回西海市議会定例会会議録                              (第1号)招集年月日    令和4年2月25日招集の場所    西海市議会議場開会(開議)   2月25日 午前10時00分 宣告(第1日)応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員(凡例) ◯出席 ▲欠席 ×不応招 ▲◯公務欠席     1 片山智弘   ▲     10 杉山誠治   ◯     2 渕瀬栄子   ▲     11 小嶋俊樹   ◯     3 西川勝則   ◯     12 平野直幸   ◯     4 荒木吉登   ◯     13 渡辺督郎   ◯     5 永田良一   ◯     14 戸浦善彦   ◯     6 平井満洋   ◯     15 佐嘉田敏雄  ◯     7 打田 清   ◯     16 浅田直幸   ◯     8 田川正毅   ◯     17 朝長隆洋   ◯     9 百岳一彦   ◯     18 宮本一昭   ◯地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名  市長          杉澤泰彦   統括総合支所長     植田智子  副市長         松川久和   市民課長        橋本直美  総務部長        山添秀士   商工観光物産課長    大石公嗣  総務部次長       川原進一   教育長         渡邊久範  総務部次長       瀬川初浩   教育次長        山口英文  さいかい力創造部長   村野幸喜  さいかい力創造部次長  山口 潤  市民環境部長      今村史朗  保健福祉部長      平尾満明  西海ブランド振興部長  辻野秀樹  建設部長        野田章則  水道部長        宮本 守職務のため出席した者の職氏名  事務局長        下田昭博  書記          樫山祐次     午前10時00分 開会 ○議長(宮本一昭) ただいまの出席議員数は16人です。定足数に達しておりますので、ただいまから令和4年第1回西海市議会定例会を開会します。 1番、片山智弘議員から病気療養のため本日の会議を欠席する旨の届出があっておりますので、報告をいたします。また、2番、渕瀬栄子議員から、ワクチン接種後の副反応による体調不良のため、同じく本日の会議を欠席する旨の届出があっておりますので、報告をいたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の日程はお手元に配付のとおりです。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(宮本一昭) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、15番、佐嘉田敏雄議員及び16番、浅田直幸議員を指名します。 △日程第2 会期の決定 ○議長(宮本一昭) 日程第2、会期の決定を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日2月25日から3月18日までの22日間とし、会期中の日程につきましては、お手元に配付のとおりとすることにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日2月25日から3月18日までの20日間と決定しました。 △日程第3 諸報告 ○議長(宮本一昭) 日程第3、諸報告を行います。 まず、諸般の報告を行います。 初めに、議長の報告事項については、お手元に配付のとおりです。 次に、監査委員から例月出納検査及び定期監査の結果報告があっておりますので、報告します。報告書については、別途、SideBooksで配付のとおりです。 次に、長崎県後期高齢者医療広域連合議会議員から会議の結果報告があっておりますので、報告します。報告書については、お手元に配付のとおりです。 以上で、諸般の報告を終わります。 次に、行政報告を行います。 市長から、令和3年第4回定例会以降の行政報告があっておりますので、報告します。報告書については、お手元に配付のとおりです。 これで、諸報告を終わります。 △日程第4 施政方針 ○議長(宮本一昭) 日程第4、施政方針を行います。 市長から施政方針の申出があっておりますので、これを許可します。杉澤市長。 ◎市長(杉澤泰彦) 〔登壇〕皆さんおはようございます。令和4年第1回定例会、今回もまたよろしくお願いいたします。 それでは、施政方針を行います。 令和4年度当初予算案をはじめ、諸議案をご審議いただくに当たり、新年度に臨む所信及び市政の基本方針と主要な施策の概要をご説明申し上げ、市民の皆様並びに議員各位のご理解、ご賛同を賜りたいと存じます。 県内で初めて新型コロナウイルス感染症が確認されて、間もなく2年が経過いたします。これまでにお亡くなりになられました方々やそのご家族に対しまして、心からお悔やみを申し上げますとともに、闘病生活を送られている方々にお見舞いを申し上げます。 また、市民の皆様には、長期にわたり自粛生活へのご理解とご協力をいただき、感謝申し上げますとともに、新型コロナ対応の最前線におられる、医療機関、介護施設、保健所等のエッセンシャルワーカーの皆様に、心から敬意を表します。 感染症の恐怖を人類は歴史上何度も経験しております。社会が崩壊の危機に至っても、最終的にはその蔓延に打ち勝ち、人々の営みは現在につながっております。しかし、人、モノの流れが地球規模に拡大している現在において、完全終息にはかなりの時間を要します。 また、令和2年の台風災害、令和3年の豪雨災害をはじめ、西海市においても自然の脅威が強大化、頻発化しております。収束や復旧に至るまでの期間、様々な地域活動やイベントが中止、縮小されていますが、人の生活の根幹となる地域コミュニティの力が衰えていくことがあってはなりません。まちづくりの原動力は人であり、人が創り出す産業であり、経済であり、文化であり、何よりも社会基盤となるコミュニティであります。 令和4年度の予算案につきましては、市民の皆様から改めて負託を受け、市長就任2期目の最初の本格予算編成であり、脱炭素社会に向かうまち西海市をはじめとした7つの柱を推進するところでございますが、喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症対策や災害対策をはじめ、脱炭素社会やICT化の急速な進展、また、行政運営においても、SDGs、自治体DXなどの社会情勢の変化に対応したものとしております。 あわせまして、議会や市民の皆様からいただいた貴重なご意見の実現を目指すべく、職員と知恵を絞り、市民生活への関わりを常に市民目線で考えながら優先順位を選択し、具体的に事業化した次第であります。 令和4年度の予算編成に当たりましては、西海市の未来を拓く「さらなる飛躍、人が育つ西海市」をスローガンに、7つの政策を編成の柱といたしました。 また、新型コロナウイルス感染症に対する感染予防対策や、ウイズコロナ、アフターコロナを見据えた地域経済対策も最優先課題として編成したところであります。 世界的なコロナ禍の影響が、国や地方自治体の財政状況に今後どのような影響を与えていくのか見込めない状況でありますが、限りある財源を、集中して実施すべき施策、事業に充てることを、全市的な視点の下に選択をいたしました。 この結果、一般会計の歳入歳出予算額は217億1,029万1,000円となり、対前年度比11.3%、22億204万3,000円の増となっております。これは、脱炭素社会に向かう具体的な施策として、市役所庁舎等の脱炭素と防災機能の強化を目的とした地域脱炭素・再生可能エネルギー推進事業に取り組むことや、昨年度より大幅な伸びとなったふるさと西海応援寄附金に係る返礼品や積立金を増額したこと、来月開校する大崎小学校の施設等整備社会体育施設などの大規模改修工事が集中するほか、前年度当初予算が骨格予算であったことが主な要因となっております。また、新型コロナウイルス感染症対策や災害等に緊急に対応できるよう、予備費に前年度同額の1億円を計上しております。 特別会計では、工業団地整備事業特別会計大島地区工業団地整備事業の進捗により2億7,184万4,000円の減、国民健康保険特別会計事業勘定では、被保険者数が減少する見込みであることから、6,457万6,000円の減、介護保険特別会計保険事業勘定では、実績見込みにより保険給付費等が2,535万8,000円の減となっており、特別会計全体で、対前年度比3.9%、3億3,931万円の減となっております。 また、企業会計では、上水道事業会計建設改良費企業債償還金の増額により、資本的支出で3,988万8,000円の増、工業用水道事業会計建設改良費の減により、資本的支出で2,007万9,000円の減、下水道事業会計では、建設改良費の減により資本的支出で1億7,359万7,000円の減となっており、企業会計全体では、資本的支出で対前年度比6.7%、1億5,378万8,000円の減となっております。この結果、全ての会計の総額で345億4,461万円、対前年度比4.8%、15億9,438万6,000円の増となりました。 今後も、引き続き国や県の経済対策などの動向を注視しながら、効果的な施策を打ち出すこととし、事務的経常経費の抑制、事務事業の見直しを行いながら、財政計画にのっとり、健全な財政運営を目指してまいります。 令和4年度の主な取組につきまして申し上げます。 新型コロナウイルス感染症対策。 市民への新型コロナウイルス予防接種につきましては、県内でもいち早く3回目のワクチン接種に取り組んでいるところでありますが、今後も、ワクチン接種をはじめ、国が推奨する感染予防策を注視しながら、その対応に迅速に取り組んでまいります。特に、高齢者や子どもに対しては、インフルエンザ予防接種臨時助成事業や、保育所、認定こども園等においてのマスク、エプロン等物品購入費用に対する支援を引き続き実施してまいります。 また、小・中学校が臨時休業になった際の家庭学習の充実を図るため、学校内のICT化を進めるとともに、Wi-Fi環境が整っていない家庭に対する初期費用の支援を継続してまいります。さらに、自粛生活で需要が高まっている図書につきまして、令和3年度の電子図書館導入に引き続き、電子及び既図書館の蔵書の充実に努めてまいります。 経済対策といたしましては、感染症の影響により業績が悪化した事業者の生産性向上、経営回復のための設備投資への支援を引き続き行うとともに、生産者等から事業継続の要望が寄せられている西海ふるさと便並びにプレミアム付商品券さいかいほっと券発行に対しての補助を引き続き実施してまいります。特に市内事業者への支援につきましては、国の動向や経済情勢を注視しながら、収束後の経営強化、雇用支援につながる取組を、商工会や農協、漁協等と連携を密にしながら実施してまいります。 7つの柱に基づいて取り組む施策について申し上げます。 脱炭素社会に向かうまち西海市。 本市は、脱炭素社会を実現するためのポテンシャルとして、江島沖洋上風力発電事業松島火力発電所の新技術導入によるカーボンニュートラルを目指す取組、さらに、豊富な森林資源に恵まれております。 江島沖洋上風力発電事業につきましては、再エネ海域利用法による促進区域の指定に向けて、地域の皆様や漁業関係者等との合意形成が十分に図れるよう、これまで同様に、国及び県と緊密に連携してまいります。 松島火力発電所の高効率化を目指すGENESIS松島計画の実現に向けた取組については、引き続き全力を挙げて協力してまいります。 森林資源の活用として、センダンの植樹拡大や育成管理技術の普及を図るとともに、令和3年度から取り組んでいる農業用ハウスへのまきボイラー導入に向けた実証を行い、化石燃料からバイオマス燃料への転換を推進してまいります。 また、先月、電気自動車及び再生可能エネルギーを核とした災害に強いカーボンニュートラル地域づくりに係る連携協定を、日産自動車株式会社をはじめ、9者の皆様と締結したところですが、各分野におけるCO2削減の取組と防災をテーマとした事業も積極的に実施してまいります。 あわせて、地球温暖化防止温室効果ガス排出抑制等に向けた取組を率先して行うための西海市地球温暖化対策実行計画の策定に取り組んでまいります。様々な事業展開と本市が有するアドバンテージを最大限に活用して、地域特性に応じた先行的な取組を国が積極的に支援する脱炭素先行地域の指定を目指してまいります。 地域の力が生きる産業のまち西海市 農業につきましては、新たな就農者支援事業を引き続き実施し、親元就農を含めた新規就農者の確保につなげてまいります。 農業競争力強化基盤整備事業につきましては、実施中の白崎地区、小迎地区及び面高地区の基盤整備の早期完成と、天久保、太田和地区新規事業採択に向けて、予算確保への要望活動をはじめ、地域や関係機関と連携をし、着実に推進してまいります。 また、令和3年度に確認された農作物の重要害虫ミカンコミバエの防除対策に加え、鳥インフルエンザ、豚コレラなどの家畜伝染病の防疫対策の強化に努めてまいります。 林業につきましては、西海市産ヒノキを主要建材としたタイニーハウス西海モデルの普及やバイオマスボイラー活用等の取組、あわせて、ドローンによる森林調査等スマート林業の実証等を行い、市内の未整備森林の適正管理や市内産木材の有効利用を促進する未来につなぐ西海の森づくり事業を展開してまいります。 水産業につきましては、市内4漁協が共同して出荷するための体制整備や、西彼町漁協の販売促進支援及び大瀬戸町漁協の製氷施設と加工所施設の更新に対しての支援を予定しております。 これまでの、ひとが創る持続可能な漁村推進事業の拡充といたしまして、就漁希望者の研修中の家族手当の支給、就漁後の生活支援、研修指導者の機器や漁具の導入に対しての支援制度を創設し、新たな担い手の確保を図ってまいります。 商工観光業につきましては、市内中小企業による雇用を伴う設備投資や販路拡大等の取組を促進し、地場産業の育成を図るため、中小企業振興条例に基づく奨励金及び補助金による支援を継続するとともに、市内高校生を対象とした企業説明会等を引き続き開催し、市内への就職促進を図り、市外流出抑制と地場産業の活性化に努めてまいります。あわせて、西海未来会議等デジタル人材育成講座も引き続き実施し、個々のIT技術の向上はもとより、市内での起業、事業化に繋がる取組を進めてまいります。 企業誘致につきましては、県内企業の増設も視野に入れ、パールテクノ西海の早期分譲を目指し、雇用の場の確保と、設備投資をしやすい環境を整えてまいります。 また、大島地区工業団地の整備につきましては、埋立て土砂の搬入がほぼ完了し、令和4年度末竣工に向けて、付帯工事などに着手いたします。 堅固な防災のまち西海市。 近年は全国的に未曽有の大規模災害が発生し、本市においても、令和3年8月の豪雨で、道路や農地の損壊など甚大な被害が発生いたしました。この復旧事業として、西彼町大串地区のがけ崩れ防止工事を行うほか、西彼町下岳地区及び西海町横瀬地区の、地すべりを起因とした農業用施設林道西彼杵半島線災害復旧工事を行ってまいります。 また、各種気象警報の発令による避難所開設の頻度が高まっていることから、避難所の環境整備を図っていくほか、災害発生時における対応や食料備蓄等の防災拠点の整備を目的として、防衛省のまちづくり支援事業防災まちづくり構想策定事業」の基本計画策定に着手いたします。 あわせて、地区の集会所などの防災機能を強化する改修について、集会所等整備事業費補助制度を拡充し、防災部分に対する補助率のかさ上げを行ってまいります。 令和4年度は、シャッターや防災瓦等の防災対策改修を行う西彼町の上大平集会所河内岳集会所、大島町の馬込集会所太田尾集会所真砂地区集会所、大瀬戸町の東浜公民館に対して補助を予定しております。 なお、通常の集会所等整備事業としまして、西彼町の下小迎公民館改修鳥加郷グラウンド擁壁補修、大瀬戸町の雪浦南区公民館の建て替え及び柳公民館の屋根改修事業に対し、補助を予定しております。 加えて、自主防災組織と連携を密にしながら、避難所運営のための体制や災害発生時に万全を期するため、関係機関との協定締結等、協力体制を構築するとともに、災害発生時の災害応急対策を迅速かつ的確に実施できるよう、自衛隊、警察、消防と一体となった総合防災訓練を9月1日に実施いたします。 消防につきましては、小型動力ポンプ付き積載車、防火水槽などの設備整備を更新するとともに、計画的に進めております消防詰所、格納庫の整備につきましては、西海町第12分団、大島町蛤分団及び大島分団の消防詰所、格納庫の整備を予定しております。 団員の処遇改善につきましては、国の指導に基づき、西海市消防団条例の一部改正を提案いたしておりますとおり、年額報酬や出動報酬等の見直しを行ったほか、機能別消防団員制度の導入についても作業を進めてまいります。 基地対策につきましては、LCACの訓練が日没後に行われていることやモニタリングポストの設置について、引き続き粘り強く要望活動を展開してまいります。 地域資源がつくるまち西海市。 特産品を活用した、「ぎゅぎゅっと!西海」のブランド化は、ふるさと納税の返礼品として、1月末現在で1,629品目までの充実につながり、その効果は寄附額の増加として、令和3年度末には8億5,000万円に達する見込みです。また、継続して行っているさいかい丼フェアや阪急大阪梅田駅の西海フェア、長崎市のおくんち広場でのドライブスルー方式による原口みかん販売が、令和3年度はいずれも過去最高の売上実績となるなど、その認知度は着実に向上していると認識しております。 令和4年度は、イセエビやマダコなどの加工、商品化をはじめとした新たな産品の発掘と、各種フェアを引き続き実施し、特産品のブランド化、販路拡大、さらなる認知度向上へつなげてまいります。 観光につきましては、伊佐ノ浦公園改修事業石原岳森林公園改修事業寄船砲台跡地公園整備事業を行うほか、老朽化した七ツ釜観光ホテルほか施設の解体の設計に着手し、鍾乳洞かいわいの景観向上を図ってまいります。 あわせて、主要観光施設4箇所に公衆無線LAN(Wi-Fi)を整備し、施設の利便性と利用者の満足度を向上させ、リピーターの確保につなげてまいります。 また、令和4年度からの第3次西海市観光振興計画に基づき、関係団体等と連携して、さらなる認知度向上や観光消費額の増加に努めてまいります。 さらに、令和3年度に包括連携協定を締結した関西圏の大学等と民泊を拠点とした就業体験のインターンシップの受入れを促進し、関係人口の増加に努めるとともに、ひいては、市内への就業、移住・定住につなげてまいります。 移住・定住につきましては、引き続き移住相談員を配置するとともに、地域おこし協力隊の活用も図りながら移住・定住の促進に努めてまいります。 住環境の整備等につきましては、既存の市営住宅の改修事業のほか、民間賃貸住宅の建設に対して建設費用の一部を助成いたします。 戸建て住宅に対しましては、バリアフリー化や多子世帯、3世代同居もしくは職場などに近居するための改修工事、中古住宅の取得などに対しての支援のほか、新たに、多子世帯や3世代同居、近居する新築住宅建設に対する補助制度、子育て応援住宅建築支援事業を新設し、定住促進や子育て応援を拡充してまいります。引き続き、大島町中戸夕映台、大瀬戸町緑ヶ丘団地の分譲、老朽化等による危険な空き家の除却に対しての助成等も行ってまいります。 なお、議会からのご意見や大島工業団地の完成等を見据え、令和3年度に市役所関係各課からなる庁内のプロジェクトチームを設置し、西海市における住宅政策方針を整理したところであります。これを基にしながら、具体的な住宅政策を本年度検討してまいります。 教育・子育てのまち西海市。 学力向上推進策として、統合型校務支援システムの本格運用及び教育指導員学力向上スーパーバイザーによる授業改善指導を継続して行ってまいります。 GIGAスクール構想推進事業につきましては、既に配付した中学生用のタブレット端末に主要5教科の知識技能を身につけることを目的に、新たに、多機能AIドリルを整備いたします。 あわせて、学びの土台づくり推進事業小学校英語教育充実事業、エンジョイ・イングリッシュin西海事業、ふるさとを愛する心を育む子ども未来創造事業、自然や文化に触れる西海学の実施とともに、西海市独自の取組は・あ・と・ふ・る・運動の啓発に努めてまいります。 市内高等学校魅力向上支援事業につきましては、市内高等学校の存続に向け、一人5万円の入学支援金を継続して支給するとともに、新たに、大学進学応援事業として、市内高等学校の2年生、3年生のオンライン学習費用について、年間10万円を限度に支援する制度を創設いたします。 教育環境につきましては、大崎小学校の開校に伴うスクールバスの新たな運行と小・中学校通学費補助事業について、西彼町川山地区及び西海町寄船地区からの徒歩通学補助を見直し、充実を図ってまいります。 あわせて、小学校2校と中学校2校の校舎改修等及び小学校11校の老朽化した遊具の更新による快適で安全安心な教育環境の確保に努めてまいります。また、大島町間瀬地区及び西海町池崎地区の教職員住宅の改修工事にも着手いたします。 青少年のスポーツ振興につきましては、引き続き、市内の小・中学校及び高等学校の児童・生徒が参加するスポーツ大会出場支援等のスポーツ活動支援を実施いたします。 文化事業といたしましては、新規にアートのまち西海事業に取り組み、西海市文化協会や東京藝術大学と連携し、令和7年開催の国民文化祭及び国重要文化財の西海橋架橋70周年への機運醸成のため、アートによるまちづくりと若者世代を中心とした交流人口拡大を図ってまいります。 社会教育施設の整備といたしまして、大島図書館、西海及び崎戸歴史民俗資料館、西海スポーツガーデンの体育館とグラウンドの改修を行い、利便性向上に努めてまいります。 子育てにつきましては、集団による5歳児健診を新たに実施することとし、発達障がいなどの早期発見、療育などの必要な支援や教育相談、就学準備などにつなげてまいります。 また、コロナ禍において相談件数が増加している児童相談に対応するため、新たに子ども家庭総合支援拠点をこども課内に設置いたします。社会福祉士などの専門職を常時2名以上配置し、関係機関とより連携しながら、児童虐待等への発生予防から相談支援までの一連の対策の強化を図ってまいります。 子どもの医療費につきましては、小学生から高校生相当年齢までの子どもに係る福祉医療費助成として、西海市、時津町及び長与町内の医療機関を利用した際の現物給付を導入し、さらなる子育て世代の経済的負担軽減に努めてまいります。 医療・福祉のまち西海市。 医療機関等新規開業・承継補助事業につきましては、令和2年度から3件の実績があっており、令和4年度も、関係機関との連携を図りながら、新規開業に係る支援を実施してまいります。 また、訪問診療や往診に取り組む医療機関や訪問看護事業所の開設等に取り組む事業所に対し、医療機器や訪問用車両購入費等の一部費用を補助する在宅診療設備整備補助事業及び訪問看護事業所開設・拡充補助事業に新たに取り組んでまいります。 福祉政策につきましては、新たな展開としまして高齢者や障がい者、子ども・子育て、生活困窮者といった属性や世代を問わない包括的な支援体制を構築するための重層的支援体制の整備に着手いたします。 また、高齢者につきましては、介護が必要になっても住み慣れた地域で生活を可能にするため、在宅医療、在宅介護などの地域包括ケアシステムの構築の深化に努めてまいります。 あわせて、西海町黒口郷の高齢者コミュニティセンターくろくち荘改修事業として、令和4年度は設計業務に着手してまいります。 地域公共交通につきましては、令和4年度に地域公共交通のマスタープランとなる西海市地域公共交通計画を策定することとしており、路線バスの運行路線再編やさいかいスマイルワゴンの運行内容等、持続可能な公共交通体系の再構築に向け、協議、検討してまいります。 あわせて、路線バス待合所建設事業といたしまして、西彼町小迎、大島町馬刀ヶ浦橋、蛤、白浜、大瀬戸町松島地区太田の5箇所について、バス待合所の整備を行ってまいります。 「しま」が元気なまち西海市。 島内の商店の厳しい経営状況に対し、船舶による仕入れコストを補助する、しまの生活物資輸送費支援事業を創設し、商店の存続支援と島民の生活の維持を図ってまいります。 平島、江島では、有人国境離島法に基づく漁業の輸送コスト支援、定期船の運賃補助を引き続き行うとともに、雇用機会拡充事業の活用を働きかけてまいります。 また、島の漁業研修生の独立に向け、特定有人国境離島漁村支援交付金事業による着業、定住への支援を開始し、新規漁業就業者の確保を図ってまいります。 松島においては、子どもの数の減少により経営困難に直面する保育施設に、しまの子育て応援事業による助成を行い、保育環境の維持に努めてまいります。 松島架橋につきましては、令和5年度から施行される予定の新たな離島振興法において離島架橋を折り込むよう、国等へ引き続き強く要望してまいります。 ほかの主要事業といたしまして、道路・橋梁整備。 道路につきましては、災害時や救急搬送時には市民の生命、生活を守る重要なライフラインであることから、今後も、市民の命を守る道路として、高規格道路西彼杵道路の西彼町大串から西彼町白似田方面への早期事業化を、国、県をはじめ、関係機関に強く要望してまいります。 また、幹線道路の整備として、西彼町の市道小迎杉崎線の改良事業を進めるほか、市内橋梁の長寿命化を図るため、3橋の補修事業を実施してまいります。 市道雪浦平坦線橋梁撤収事業につきましては、県が実施する雪浦川改修事業に伴い、河川沿岸の堤防決壊や氾濫発生リスクを回避し、市民の安全を確保するために橋梁を撤去するもので、令和5年度の撤去に向けて、測量、設計に着手いたします。 新たに、道路パトロール強化事業としまして、道路作業員に加え、新たにパトロール車を整備し、適切な道路維持管理を行ってまいります。 上下水道。 上水道事業においては、西海町七釜の配水池更新工事、西彼町川山木場の浄水場機器更新工事、老朽化した配水管の布設替工事を実施するとともに、西海町の施設統合に向けた設計などを進め、災害に強い水道施設を目指し、安全で良質な水の供給に努めてまいります。 また、下水道事業におきましては、生活環境の改善及び公共用水域の水質保全を図るため、瀬戸処理区及び大串処理区の管渠整備を引き続き実施するとともに、大島地区の汚水処理施設の統廃合を進めてまいります。 そのほか、集合処理方式が困難な地区につきましては、浄化槽設置整備事業の推進に努めてまいります。 環境対策。 最終処分場整備事業につきましては、最終処分容量確保に向けて、令和12年度からの供用開始を目指し、次期最終処分場の適地を選定するための調査等に着手いたします。 消費者行政。 消費者行政につきましては、マルチ商法や副業商材に関するトラブル等、長引くコロナ禍によって新たな消費生活トラブルが増加する中、トラブルの予防と解決のため、今後も継続して消費生活センター相談員による相談体制の充実を図り、暮らしの安全確保に努めてまいります。 また、成人年齢が18歳へ引き下げられ、成人になって間もない方を狙った悪徳商法が蔓延することも予想されるため、若年者を対象にした消費者教育を推進してまいります。 マイナンバーカード普及促進。 マイナンバーカード普及促進のため、窓口の休日開庁や大型店舗での申請受付、企業、施設、個人事業所等への出張申請受付を引き続き行ってまいります。 行政運営の進め方。 急激な人口減少と超高齢化という未曽有の危機に直面する中、さらに新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、経済、生活、働き方、教育、医療、防災など様々な分野で急速な社会変容が起こっており、この変化に対応した行政サービスの提供が求められております。社会変化に対応した行政サービスの提供を行うためには、まず、職員が社会情勢の変化に対して臨機応変にスピード感を持って取り組み、チャレンジしていくことが重要であります。しかしながら、人口減少が進む中、職員の確保についても年々厳しくなっており、行政のIT化やDXの推進なくして、市民のニーズに応え続けることは困難であります。 令和4年度から、DX推進事業としてDX推進専門部署を新設し、各分野においてDXを強力に進めてまいります。その人材についても、国の制度を活用したCIO補佐官の配置、さらには包括連携協定を締結している十八親和銀行株式会社からの人材派遣など、外部人材の活用を図りつつ、まずは事務事業の課題や問題点を洗い出し、業務の効率化、行政手続きの簡略化を図り、市民サービスの向上に努めてまいります。 あわせて、車両管理業務コストの低廉化及び効率的な一元的運用を図るため、公用車約70台のリース化を行います。 また、少子高齢社会における持続可能な行財政運営の実現のためには、行政だけではなく、市民、企業、NPO、自治組織など多様な主体との協働は必要不可欠な要素であり、異なる視点や価値観の下で、共に考え、共に創り上げていく協働のまちづくりを進めてまいります。 本市において、SDGs、持続可能な開発目標の共通理念である誰一人取り残さない社会を実現するため、まもなく策定する第2次西海市総合計画後期基本計画及び第4次西海市行政改革大綱に基づき、市民に寄り添う目線を忘れず、市民の声をしっかりと捉え、市民生活への関わりを最優先基準として、一つ一つの課題を着実に解決してまいります。 予算の執行に当たりましては、常に最小の経費で最大の効果を上げることに心がけるとともに、国の交付金をはじめ、県や民間団体等の補助金の活用、税、保険料の収納率向上、並びに積極的なPRによるふるさと応援寄附金のさらなる獲得を図り、より健全で安定した財政運営となるよう努めてまいります。 終わりに、本来であれば、先輩や恩師に感謝する春の敬老会や卒業式が厳かに開催される時期、冒頭にも申し上げましたが、地域コミュニティの力が衰えていくことがあってはなりません。 感染症の収束を心から願うところでありますが、感染症と向き合ったコミュニティの在り方を、市民の皆様との協働により創造してまいりたいと思っております。 令和4年度につきましても、市民の皆様並びに議員各位のご支援とご協力を賜りますよう切にお願い申し上げ、施政方針といたします。 ○議長(宮本一昭) これで、施政方針を終わります。 △日程第5 報告第3号及び日程第6 報告第4号の2件一括上程 ○議長(宮本一昭) 日程第5、報告第3号「令和3年度西海市一般会計補正予算(第9号)の専決処分の承認について」及び日程第6、報告第4号「令和3年度西海市一般会計補正予算(第10号)の専決処分の承認について」の2件を一括議題とします。 報告内容の説明を求めます。杉澤市長。 ◎市長(杉澤泰彦) 〔登壇〕報告第3号「令和3年度西海市一般会計補正予算(第9号)の専決処分の承認について」は、既存の予算に6,443万円を追加し、歳入歳出予算の総額を266億6,578万3,000円といたしました。 補正の内容は、まん延防止等重点措置適用地域が県内全域に拡大されたことに伴い、飲食店等に対して要請された営業時間短縮に協力した事業者へ協力金を支給するものです。 報告第4号「令和3年度西海市一般会計補正予算(第10号)の専決処分の承認について」は、既存の予算に7,959万円を追加し、歳入歳出予算の総額を267億4,537万3,000円といたしました。 補正の内容は、まん延防止等重点措置の期間が延長されたことに伴い、飲食店等への営業時間短縮要請も延長されたため、協力金の増額を行うものです。 以上で、報告第3号及び報告第4号についての報告内容のご説明を終わります。 ○議長(宮本一昭) 報告第3号及び報告第4号の報告内容の説明が終わりました。 この際、お諮りします。報告第3号及び報告第4号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、報告第3号及び第報告第4号について、委員会の付託を省略することは可決されました。委員会の付託を省略します。 これから、案件ごとに質疑、討論及び採決を行います。 初めに、報告第3号「令和3年度西海市一般会計補正予算(第9号)」の専決処分の承認についての質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) これで、質疑を終わります。 これから、討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」の声あり) これで、討論を終わります。 これから、報告第3号「令和3年度西海市一般会計補正予算(第9号)」の専決処分の承認についてを採決します。 お諮りします。本件は承認することにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、報告第3号「令和3年度西海市一般会計補正予算(第9号)」の専決処分の承認については、承認することに決定しました。 次に、報告第4号「令和3年度西海市一般会計補正予算(第10号)」の専決処分の承認についての質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) これで、質疑を終わります。     (「なし」の声あり) これから、討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」の声あり) これで、討論を終わります。 これから、報告第4号「令和3年度西海市一般会計補正予算(第10号)」の専決処分の承認についてを採決します。 お諮りします。本件は承認することにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、報告第4号「令和3年度西海市一般会計補正予算(第10号)」の専決処分の承認については、承認することに決定しました。 △日程第7 同意第1号の上程 ○議長(宮本一昭) 日程第7、同意第1号「西海市教育委員会委員の任命同意について」を議題とします。 提案理由の説明を求めます。杉澤市長。 ◎市長(杉澤泰彦) 〔登壇〕ただ今上程いただきました同意第1号について、提案理由のご説明を申し上げます。 同意第1号「西海市教育委員会委員の任命同意について」は、平成30年5月22日から教育委員を務めていただいております村山みほ委員が、本年5月21日をもって任期満了を迎えられ、かつ今期をもって退任されることに伴い、後任の委員を任命しようとするものです。 ご承知のように、教育委員は地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有する方の中から議会の同意を得て任命される要職となっております。 また、委員の任命に当たりましては、委員のうち保護者である者が含まれるようにしなければならないと法で定められており、後任の委員として予定する矢吹希己代氏は、同規定に該当いたします。 矢吹氏は、温厚誠実なお人柄に加え、人望厚く、豊富な知識をお持ちの方でございます。これまで、子ども会育成連絡協議会西彼支部白崎地区理事をされ、子どもたちの健全育成に尽力している方であり、ときわ台小学校のPTA活動にも熱心に取り組まれており、まさに教育委員として適任であると存じますので、矢吹氏を新たに教育委員として任命することについてご提案申し上げるものでございます。 以上で、同意第1号についての提案理由のご説明を終わります。何とぞ、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮本一昭) 提案理由の説明が終わりました。 これから、質疑を行います。本件は、人事案でありますので、個人の人権に関わる発言がないようお願いいたします。質疑ありませんか。     (「なし」の声あり) これで、質疑より終わります。 この際、お諮りします。同意第1号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、同意第1号について、委員会の付託を省略することは可決されました。 委員会の付託を省略します。 これから、討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」の声あり) これで、討論を終わります。 これから、同意第1号「西海市教育委員会委員の任命同意について」を採決します。 お諮りします。本案は、同意することにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、同意第1号「西海市教育委員会委員の任命同意について」は、同意することに決定しました。
    △日程第8 諮問第1号の上程 ○議長(宮本一昭) 日程第8、諮問第1号「人権擁護委員の候補者の推薦について」を議題とします。 市長に提案理由の説明を求めます。杉澤市長。 ◎市長(杉澤泰彦) 〔登壇〕ただいま上程いただきました、諮問第1号「人権擁護委員の候補者の推薦について」、提案理由のご説明を申し上げます。 ご承知のように、人権擁護委員は、国民に保障されている基本的人権を擁護し、自由人権思想の普及高揚を図るため、人権擁護委員法に基づき、法務大臣が委嘱し、各市町村に設置されるものです。 その委嘱に当たっては、同法の規定により、市町村長が区域内の住民の中から、市町村の議会の意見を聞いて候補者を推薦することとなっております。 現在、本市で10名の委員さんがご活躍されておりますが、そのうち、今年6月末をもって任期満了を迎えられる崎戸地区委員の藤戸秀次氏について、引き続き再任いただくこととして推薦しようとするものであります。 藤戸氏は、性格は温厚で、親身に相談に応じられる人格者です。また、崎戸町村地区の行政区長を務められており、人望も厚く、地区の方や地域をよく理解されておられます。現在の人権擁護活動においても積極的に参加され、特に子どもたちへの人権教育活動には特に熱心に取り組まれるなど、人権擁護委員として適格であると存じます。 以上で、諮問第1号についての提案理由のご説明を終わります。よろしくご意見を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮本一昭) 提案理由の説明が終わりました。 これから、質疑を行います。本案は人事案件でありますので、個人の人権に関わる発言がないようお願いします。質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) これで、質疑を終わります。 この際、お諮りをいたします。諮問第1号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、諮問第1号について、委員会の付託を省略することは、可決されました。委員会の付託を省略します。 これから、討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」の声あり) これで、討論を終わります。 これから、諮問第1号「人権擁護委員の候補者の推薦について」を採決します。 お諮りします。本案は支障なしとすることにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、諮問第1号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、支障なしとすることに決定しました。 ここで、暫時休憩します。11時10分まで。     午前10時58分 休憩     午前11時10分 再開 ○議長(宮本一昭) 休憩を閉じて会議を開きます。 △日程第9 議案第3号から日程第35 議案第29号までの27議案一括上程 ○議長(宮本一昭) 日程第9、議案第3号「西海市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例の制定について」から、日程第35、議案第29号「令和4年度西海市下水道事業会計予算」までの27議案を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。杉澤市長。 ◎市長(杉澤泰彦) 先ほど、本定例会へ提出させていただいております議案等の件数を申し上げておりませんでしたので、改めて申し上げます。 本定例会には、条例案11件、補正及び当初予算案、合わせまして15件、その他の議案1件、並びに、報告2件、同意1件、諮問1件の計31件の議案を提出させさせていただいておりますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 それでは、ただ今上程いただきました議案第3号から議案第29号までの27議案について、一括して提案理由のご説明を申し上げます。 議案第3号「西海市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例の制定について」は、審議会の意見を聞くこととされている所掌事項のうち、非常勤の特別職の報酬の額を除外することとして、所要の改正を行うものです。 議案第4号「西海市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」は、公務員給与と民間給与の較差の是正について示された令和3年人事院勧告及び長崎県人事委員会勧告に鑑み、これらとの均衡を図り、また、国の方針に準じた対応をとるため、職員の期末手当の支給割合の引き下げ及び減額調整を行うこととして、所要の改正を行うものです。 議案第5号「西海市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、令和3年人事院勧告における公務員人事管理に関する報告の妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援に係る事項のうち、国が制度改正を行い令和4年4月1日から適用することとされた内容について、国の取扱いに準じることとし、所要の改正を行うものです。 議案第6号「西海市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、大島町内の市営駐車場において、内浦地区に新たに整備した駐車場の設置、及び肥前大島港駐車場を市営駐車場へ統合しようとするものです。 議案第7号「財産の処分について」は、公用車のリース化の用に供するため、本市の所有する公用車を民間事業者へ有償譲渡を行うに当たり、西海市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。 議案第8号「西海市消防団条例の一部を改正する条例の制定について」は、消防庁から消防団員の処遇の改善に向け、団員報酬等の基準が示されたことにより、消防団員の年額報酬や出動報酬等の見直しのため所要の改正を行うものです。 議案第9号「西海市過疎地域自立促進基金条例の一部を改正する条例の制定について」は、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法が制定されたことに伴い、西海市過疎地域自立促進基金の名称を西海市過疎地域持続的発展基金に改めるとともに所要の改正を行うものです。 議案第10号「西海市工場立地法に基づく準則を定める条例の制定について」は、特定工場に係る緑地面積率等の土地利用の制限を緩和し、設備投資しやすい環境を整え、地域経済の発展に資するため、工場立地法の規定に基づき、条例を制定するものです。 議案第11号「西海市史跡ホゲット石鍋製作遺跡保存活用計画策定委員会設置条例の制定について」は、国指定史跡ホゲット石鍋製作遺跡の保存及び活用について検討するため、有識者及び地域代表、市役所関係部局で組織する委員会を設置する条例を制定するものです。 議案第12号「西海市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、小学校の統合に伴う学校施設の社会体育施設への移管等を行うため、所要の改正を行うものです。 議案第13号「西海市福祉医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、福祉医療費の支給について、現物給付の対象に小学生から高校生相当年齢までの子どもを加えるよう、所要の改正を行うものです。 議案第14号「ふるさと西海応援寄附金条例の一部を改正する条例の制定について」は、市の施策に合わせた活用事業の充実を図るため、脱炭素社会の実現に向けたまちづくりを推進する事業を寄附金の使途に追加するものです。 議案第15号「令和3年度西海市一般会計補正予算(第11号)」は、既存の予算から1億9,703万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を265億4,834万1,000円とするものです。 補正の主な内容は、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種や接種対象者の拡大に迅速に対応するため新型コロナウイルス予防接種事業を増額するものや国の補正予算に採択されたことを受け、令和4年度予算に計上予定であった西彼中学校施設等整備事業を前倒しして計上しております。 そのほかには、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により実施できなかった事業の不用額の減額などのほか、令和3年8月の豪雨災害復旧事業の支出見込みによる減額や災害査定の結果による財源組替えを計上しております。 なお、今回の補正に係る一般財源につきましては、財政調整基金繰入金の減額により調整しております。 議案第16号「令和3年度西海市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」は、事業勘定において、既存の予算から953万円を減額し、歳入歳出予算の総額を39億4,511万円とするものです。 補正の主な内容は、保険基盤安定繰入金、財政安定化支援事業繰入金等の額の決定によるもので、これに伴う財源につきましては、財政調整基金積立金の減額により調整しております。 直診勘定におきましては、既存の予算から1,866万6,000円を減額し、歳入歳出それぞれ1億8,908万9,000円とするものです。 補正の主な内容は、江島診療所の医師の不在に伴う人件費の減額で、財源につきましては、一般会計繰入金により調整しております。 議案第17号「令和3年度西海市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」は、既存の予算から90万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を3億8,706万9,000円とするものです。 補正の主な内容は、長崎県後期高齢者医療広域連合保険基盤安定負担金の変更に伴う減額によるものです。 議案第18号「令和3年度西海市工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)」は、既存の予算から2億470万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を2億8,752万6,000円とするものです。 補正の内容は、事業計画の見直しに伴い、委託料を減額するものです。 議案第19号「令和3年度西海市交通船特別会計補正予算(第2号)」は、既存の予算に227万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を1億3,464万8,000円とするものです。 補正の主な内容は、市営船「New松島」の旅客運賃収入の減額及び動力費の増額によるもので、財源につきましては、一般会計繰入金により調整しております。 議案第20号「令和3年度西海市介護保険特別会計補正予算(第3号)」は、保険事業勘定の既存の予算から2,581万円を減額し、歳入歳出予算の総額を36億9,992万1,000円とするものです。 補正の主な内容は、総務費及び地域支援事業費の減額によるもので、財源につきましては、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、一般会計繰入金により調整をしております。 議案第21号「令和4年度西海市一般会計予算」は、歳入歳出予算の総額を、前年度の予算と比べ22億204万3,000円、11.3%の増となる217億1,029万1,000円とするものです。 令和4年度当初予算は、私の2期目において初めて取り組む本格予算の編成であり、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すとともに、市長選挙に当たり掲げた新たな7つの政策を編成の柱としました。 まずは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を最優先とし、ウイズコロナ、アフターコロナを見据えた地域経済対策として、市が独自で実施している西海ふるさと便やプレミアム付商品券発行支援事業も引き続き計上しております。 コロナ対策以外では、7つの政策の柱の1つ、脱炭素社会に向かうまち西海市に係る事業として、世界的な脱炭素、カーボンニュートラルへの動きに先行して、市が独自に取り組む地域脱炭素・再生可能エネルギー推進事業や地域資源がつくるまち西海市に係る事業として、ふるさと産品ブランド力の向上を目的とした特産品ブランド力強化対策事業、このブランド力の向上によるふるさと納税の向上を目的とした、ふるさと西海応援寄附金事業などを計上しております。 また、教育・子育てのまち西海市に係る事業として、令和4年4月に開校する大崎小学校の施設整備に係る2期工事や老朽化した西海スポーツガーデン体育館の改修工事など、その他にも7つの政策テーマに沿った事業を計上しております。 そのほかには、甚大な被害となった令和3年8月の豪雨による農業用施設や林道施設の災害復旧事業などを計上しております。 歳入におきましては、コロナ禍における税収への影響等が見通せない中、普通交付税も人口減少の影響などにより減収が見込まれております。引き続き継続事業の見直しや効果的な事業への予算の重点配分などに努め、健全な財政運営を目指してまいります。 議案第22号「令和4年度西海市国民健康保険特別会計予算」では、事業勘定において、歳入歳出予算の総額を38億3,041万8,000円。 直営診療施設勘定においては、歳入歳出予算の総額を1億9,961万7,000円とするものです。 事業勘定の歳出の主な内容は、総務費4,126万2,000円、保険給付費27億9,159万円、国民健康保険事業費納付金8億5,448万6,000円、保健事業費5,904万5,000円を計上しております。 なお、これに伴う財源は、国民健康保険税、県支出金、繰入金等により調整しております。 直営診療施設勘定の歳出の主な内容は、総務費1億4,297万8,000円、医業費4,698万2,000円を計上しており、これに伴う財源は、診療収入、一般会計繰入金等により調整しております。 議案第23号「令和4年度西海市後期高齢者医療特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額を4億783万6,000円とするものです。 歳出の主な内容は、総務費122万4,000円、後期高齢者医療広域連合納付金4億643万2,000円を計上しております。 なお、これに伴う財源は、後期高齢者医療保険料及び繰入金等により調整しております。 議案第24号「令和4年度西海市工業団地整備事業特別会計予算」は、歳入歳出の総額を2億2,038万3,000円とするものです。 歳出の主な内容は、大島地区工業団地整備事業委託料及び市債償還元金と利子を計上しており、これに伴う財源は、地域開発事業債、県補助金及び一般会計からの繰入金により調整しております。 議案第25号「令和4年度西海市交通船特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額を1億2,257万2,000円とするものです。 歳出の主な内容は、運航に要する管理費及び施設費を計上しており、これに伴う財源は、使用料及び手数料並びに一般会計からの繰入金等により調整しております。 議案第26号「令和4年度西海市介護保険特別会計予算」は、保険事業勘定において、歳入歳出予算の総額を35億8,589万円、介護サービス事業勘定において、歳入歳出予算の総額を1,875万4,000円とするものです。 保険事業勘定の歳出の主な内容は、総務費5,474万3,000円、保険給付費34億41万6,000円、地域支援事業費1億2,884万4,000円を計上しております。 なお、これに伴う財源は、介護保険料、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金及び繰入金等により調整しております。 介護サービス事業勘定の歳出の主な内容は、介護予防支援業務に係る居宅サービス事業費1,782万7,000円を計上しております。 なお、これに伴う財源は、介護予防サービス計画費収入、繰越金により調整しております。 議案第27号「令和4年度西海市水道事業会計予算」は、水道施設の維持管理を目的とした収益的収支におきまして、収益的収入の総額を8億8,835万円1,000円、収益的支出の総額を10億1,073万8,000円とするものです。 水道施設の建設改良を目的とした資本的収支におきましては、資本的収入の総額を6億6,911万円、資本的支出の総額を10億1,585万2,000円とするものです。 なお、資本的収入総額が資本的支出総額に対し不足する額3億4,674万2,000円につきましては、損益勘定留保資金等で補填しております。 議案第28号「令和4年度西海市工業用水道事業会計予算」は、工業用水道施設の維持管理を目的とした収益的収支におきましては、収益的収入の総額を1億129万5,000円、収益的支出の総額を1億2,459万6,000円とするものです。 工業用水道施設の建設改良を目的とした資本的収支におきましては、資本的収入の総額を3,000円、資本的支出の総額を1,320万3,000円とするものです。 なお、資本的収入総額が資本的支出総額に対し不足する額1,320万円につきましては、過年度損益勘定留保資金等で補填しております。 議案第29号「令和4年度西海市下水道事業会計予算」は、下水道施設の維持管理を目的とした収益的収支においては、収益的収入の総額を11億4,902万7,000円、収益的支出の総額を11億8,253万9,000円とするものです。 下水道施設の建設改良を目的とした資本的収支においては、資本的収入の総額を8億7,738万8,000円、資本的支出の総額を11億192万1,000円とするものです。 なお、資本的収入総額が資本的支出総額に対し不足する額2億2,453万3,000円については、損益勘定留保資金等で補填しております。 以上で、議案第3号から議案第29号までの27議案についての提案理由のご説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(宮本一昭) 議案第3号から議案第29号までの27議案についての提案理由の説明が終わりました。 ただいま提案理由の説明が終わりましたこれら27議案につきましては、その質疑及び委員会付託を3月7日の本会議で行います。 これら27議案について、質疑の発言を希望される方は、3月2日の正午までに、その質疑内容を所定の用紙に記入の上、通告を願います。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 次回本会議は3月2日水曜日、午前10時から開きます。所定の時刻までにご参集願います。 本日はこれで散会します。     午前11時35分 散会...